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遣唐使船 好評発売中!!

2017.10.18

 

 

立体カードで再現された遣唐使船
<定価2,000円>
120円で郵送できます(封筒付)

霊亀3年・養老元年(717年)多治比県守が率いる第9次遣唐使に同行して唐の都・長安への留学生には阿倍仲麻呂、吉備真備、僧 玄昉がいました。
『天の原  ふりさけみれば 春日なる  三笠の山に いでし月かも』は唐の玄宗皇帝に仕え、科挙の試験にも合格し、要職に就きながらも日本に帰ることが叶わなかった阿倍仲麻呂の歌です。
この年の遣唐使船には当時の左大臣・長屋王が仏教を尊び、僧侶が身に着ける「袈裟」1000着を中国に贈ったと言う故事があり、これが鑑真和上が日本へ渡るきっかけとなったとされます。唐招提寺では今年が1300年にあたることから、鑑真和上ゆかりの中国・揚州市の大明寺(だいめいじ)に袈裟を贈ることにしました。長屋王が贈った袈裟には『山川異域 風月同天 寄諸佛子 共結来縁』という漢詩が刺繍されていたとされ、今回の袈裟にもこの漢詩が刺繍されました。