16 金銀平脱皮箱(きんぎんへいだつのかわばこ) 第4号(中倉138)より

皮製黒漆塗の箱である。文様は金と銀の薄板を截り器胎に貼り付け、黒漆に塗り込め、文様上の漆のみを剥ぎ取った平脱の技法によるもので、各稜角や口縁部には金平脱による連珠文、蓋中央には金と銀の連珠圏文を表し、その中に霊芝雲に乗る鳳凰を、連珠圏文の外には花枝を銜む六つがいの鳥を回らしている。四隅に花枝を銜えた尾長鳥を各二羽表している。取り面や口縁部には等間隔に大小の側花文を並べている。
横26.6cm 日本経済新聞社「正倉院の文様」より引用

金銀平脱皮箱 第4号(中倉138)

近代(20世紀)
革製、漆塗、金銀平丈、被蓋造
蓋 縦 27cm 横 32.3cm 高 6.7cm
身 縦 25.4cm 横 30.7cm 高 7.1cm 総高 8.1cm
正倉院宝物として中倉138に整理されている金銀平脱皮
箱第4号の模造品である。原品は平脱技法(剥取平文)で金
銀板が貼り付けられるが、本品は平文技法(研出平文)で文
様が表されていると考えられる。外箱の蓋表に「寧楽 大閑
堂監製」とあり、奈良漆器や古美術品を商った大閑堂(玉井
久次郎)が製作させたものと推測される。大閑堂によって作
られた精巧な正倉院宝物の模造である本品は、近代奈良の懐
古趣味や正倉院宝物模造などの歩みを考える上で、重要な資
料といえるであろう。
○購入金額 2,100,000 円

金銀平脱皮箱 第4号(中倉138)模造品

商品説明

仕様

16 金銀平脱皮箱(きんぎんへいだつのかわばこ) 第4号(中倉138)より
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